バンドルカードは、購入時に代金が確定していない場合や有効性を都度確認できない場合は利用できません。
利用制限店舗とは、バンドルカードが利用できない店舗やサービスのことで、定期購買や高速道路料金の支払いなどがあります。
利用制限店舗で利用したい場合は、ペイパルや電子マネーを経由して利用してみましょう。
また、カードの種類によって利用可能店舗や利用方法が異なります。
バーチャルカードはネットショップで、リアルカードは国内の実店舗、リアルカードプラスは海外の実店舗やガソリンスタンドで利用可能です。
今回は、バンドルカードの利用制限店舗やカードの種類、利用できないときの対処法について紹介します。
バンドルカードを使うときに出てくる「利用制限店舗」とは?
- 「利用制限店舗」とはバンドルカードが使えないお店のこと
- カードの種類によって使えないお店がある
- 2023年11月現在利用ができない主なお店の名称
バンドルカードはプリペイドカードのため、購入時点で売り上げが確定していない支払いには利用することができません。
バンドルカードを利用できない「利用制限店舗」について紹介します。
1.「利用制限店舗」とはバンドルカードが使えないお店のこと
利用制限店舗とは、バンドルカードを利用できない店舗です。
リアルカードを発行すると実店舗で買い物することができますが、ガソリンスタンドや宿泊施設、公共料金や高速道路料金の支払いに利用することはできません。
他にも定期支払や保険料の支払い、機内販売や特急券、3Dセキュアが必要な店舗でも利用不可です。
リアルカードプラスを発行すると海外の加盟店やガソリンスタンド、宿泊施設で利用できるようになります。
利用幅を広げたい人はリアルカードプラスの発行がおすすめです。
リアルカードとリアルカードプラスを発行する際、発行手数料が発生するので注意しましょう。
2.カードの種類によって使えないお店がある
バンドルカードにはバーチャルカードとリアルカード、リアルカードプラスの3種類のカードがあります。
バーチャルカードはアプリ登録後からすぐに利用でき、ネットショップの支払いの際にカード番号を入力するだけで精算することができます。
バーチャルカードの場合はネットショップのみ、リアルカードとリアルカードプラスの場合は実店舗で利用できます。
リアルカードプラスを発行することで海外の店舗でも利用できるようになるため便利です。
しかし、リアルカードプラスの発行には免許証などによる本人確認が必要なため事前に済ませておくようにしましょう。
リアルカードとリアルカードプラスの違いは以下の通りです。
リアルカード | リアルカードプラス | |
---|---|---|
発行手数料 | 300円 | 600円 |
1回あたりのチャージ上限額 | 3万円 | 10万円 |
月間のチャージ上限額 | 12万円 | 200万円 |
残高の上限額 | 10万円 | 100万円 |
3.2023年11月現在利用ができない主なサービスの名称
現在バンドルカードの利用が制限されているサービスは以下の通りです。
利用制限店舗は変化するため、定期的に確認するようにしましょう。
- ARTIST SITE
- ASA新聞
- asahiネット
- CAPCOM
- DMM
- DONNA PLAY
- DTI
- DRAMAX ARENA
- EPOCH
- HULU
- hi-hoサービス国際
- JR東日本のみどりの窓口
- NTTデータ
- LINE
- MF ONLINESHOP
- NHK放送受信料
- SPS代表
- アクアクララレモン
- いつもNAVI
- あんしん生命保険
- イープラス
- エース損害保険
- クックパッド
- コミックシーモア
- スルスルオンライン
- ソニー生命
- ソフトバンクモバイル
- ダスキン
- 中央電力
- チューリッヒ生命
- ツタヤTV
- 東邦ガス
- トヨタレンタカー
- 日本タクシー
- ブックパス
- ベネッセコーポレーション
- ラジコ
- 楽天コミュニケーションズ
バンドルカードを種類別紹介
- バーチャルカード
- リアルカード
- リアルカードプラス
バンドルカードにはバーチャルカードとリアルカード、リアルカードプラスの3種類のカードがあります。
ここでは3つのカードの違いについて紹介します。
1.バーチャルカード
バーチャルカードは、バンドルカードアプリを登録したらすぐに発行・利用開始できるカードです。
入力事項は簡単で審査も行われないため、誰でも利用できます。
年齢制限はないため未成年でも登録できますが、未成年の場合は保護者の同意を得て利用するようにしましょう。
バーチャルカードはネットショップでのみ利用できます。
2.リアルカード
リアルカードを発行すると、国内の実店舗で利用できるようになります。
カード発行の際、手数料が発生するため事前に1000円ほどチャージしておくようにしましょう。
また、発行手続きから自宅に届くまでに2週間ほど時間がかかるため、余裕をもって申込を済ませておくようにしましょう。
カードが自宅に届いたら、バンドルカードアプリより「カードの有効化」をすると利用できるようになります。カード裏面に署名をしないと、お店で利用できないので忘れずに署名をするようにしましょう。
お店での利用方法はクレジットカードと同様で、支払い時に店員さんにカードを渡すと決済完了します。
3.リアルカードプラス
リアルカードプラスを発行するためには、事前に本人確認を済ませておく必要があります。
本人確認に使用できる書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
住民基本台帳カードやマイナンバー通知カード、生徒手帳や公共料金の明細等は本人確認書類として利用できないので注意しましょう。
またカードの発行手数料はリアルカードより高くなります。
しかし、リアルカードプラスになると海外の店舗やガソリンスタンド、宿泊施設でも利用できるようになるため便利です。
利用の幅を広げたい人はリアルカードプラスの発行がおすすめです。
バンドルカードが使えないお店で支払いたいときの対処法!
- ペイパル
- 電子マネー
バンドルカードが使えないお店でも他の決済方法であれば支払いができる場合があります。
ここではバンドルカードが使えないお店で支払いたいときの対処法を紹介します。
1.ペイパル
バンドルカードが使えないお店がネットショップの場合は、ペイパルを経由して支払いをしてみましょう。
ペイパルを経由することによって、YoutubeやANA、ホテル図ドットコムなどの本来バンドルカードが利用できない店舗で利用できるようになります。
ペイパルは、支払先にカード情報を入力する必要がないため安全性の高いサービスです。
事前にペイパルにカード情報を登録しておき、カード番号を都度都度入力する必要がないためスムーズに買い物できます。
また、買い手保護制度もあるため安心して買い物ができます。
買い手保護制度とは、購入後に商品が届かないなどのトラブルが生じた場合に支払った代金が補償される制度です。
ショップと購入者間でのトラブルを防ぐことができます。
ペイパルにバンドルカードを登録する方法は、ペイパルアプリからクレジットカードの登録画面にすすみバンドルカードの情報を入力すると完了します。
2.電子マネー
バンドルカードが使えないお店が実店舗の場合は、電子マネーを経由して支払いをしてみましょう。
しかし、電子マネーの中にはプリペイドカードからのチャージをブロックしているものもあり、全ての電子マネーで利用できるわけではないので注意しましょう。
ラインペイやペイパル、ペイペイと連携することができます。
しかし、電子マネーと連携した場合電子マネーの上限額ではなくバンドルカードの上限額が反映されるため注意が必要です。
Suicaのような登録時や決済時に3Dセキュアによる認証が必要なサービスではバンドルカードは利用できません。
公式サイトでバンドルカードと連携できる電子マネーを確認して利用するようにしましょう。
まとめ
バンドルカードはプリペイドカードのため、購入時に支払額が確定していないサービスに関しては支払い不可となっています。
以下の支払いにはバンドルカードを利用できません。
- 携帯料金などの公共料金
- 定期支払・定期購買
- 保険料の支払い
- 高速道路料金
- 機内販売
- プリペイドカードや電子マネー
また、海外の店舗やガソリンスタンド、宿泊施設で利用するためにはリアルカードプラスの発行が必要です。
カードの種類によって利用可能店舗は異なるため、自分の利用したい幅に合わせてカードを選ぶようにしましょう。
バンドルカードが利用できない店舗で支払いたいときは、ペイパルや電子マネーを経由すると支払いできる場合があります。
ネットショップではペイパル、実店舗では電子マネーを経由して支払うようにしましょう。