バンドルカードを利用している方の中には、「ネット上だけでなくコンビニなどでも使いたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
バンドルカードはコンビニで利用できますが、これまで行ったことがない使い方をいきなり試すのは不安なものでしょう。
本記事では、バンドルカードのコンビニでの使い方や使う際に注意しておくべき点を紹介します。
バンドルカードをよりさまざまなシーンで使いたいと考えている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
バンドルカードをコンビニで使うための3つの方法
バンドルカードをコンビニで使うための方法には、以下の3通りがあります。
- リアルカードを発行する
- Google Payに紐付ける
- PayPayに紐付ける
それぞれの方法について、具体的に解説します。
リアルカードを発行する
バンドルカードはアプリだけだと、オンライン上の決済にしか利用できません。
コンビニのような実店舗で利用するためにはリアルカードを発行しましょう。
リアルカードの発行手順は、以下の通りです。
- バンドルカードのアプリを開き、「カード」タブをタップする
- 「リアルカード決済」を選択し、「カード発行へ」のボタンをタップする
- カードの種類や色・デザインなどを選択する
- 注意事項を確認したうえで登録情報を入力する
- 送付先住所が適切なことを確認して「発行する」ボタンを押せば、手続き完了
手元にリアルカードが届いたら、コンビニで一般的なクレジットカードと同じような形で支払いに使うことができます。
Google Payに紐付ける
バンドルカードはGoogle Payとの連携が可能なので、Google Payと連携させることでもコンビニでの支払いに利用できます。
バンドルカードとGoogle Payを連携させる方法は、以下の通りです。
- バンドルカードのアプリを開き、「Google Payに追加」をタップする
- Google ウォレット アプリに切り替わるので、氏名や住所などを入力する
- Google ウォレット アプリでの手続きが終われば連携完了
コンビニで使う際は、店員の方に「Visaのタッチ決済で」と伝えて店員の指示に従えばOKです。
PayPayに紐付ける
バンドルカードはPayPayの支払い方法として設定できるので、PayPayに紐付けることでもコンビニでの支払いに利用できます。
バンドルカードとPayPayを紐付ける方法は、以下の通りです。
- PayPayのアプリを開き、画面真ん中にある「すべて」をタップする
- 機能一覧の画面の「管理」から「カード追加」をタップする
- 「クレジットカードを追加する」を選択してバンドルカードの情報を入力する
- 情報入力後に「追加する」を選択すれば紐付け完了
コンビニで使う際は、店員の方に「PayPayで(QRコード決済で)」と伝えて店員の指示に従えばOKです。
バンドルカードをコンビニで使う際の注意点
バンドルカードをコンビニで使う際は、以下に挙げる点に注意する必要があります。
- リアルカードの発行には1~2週間かかる
- リアルカードはICチップ非搭載
- PayPayのポイント還元の対象にならない
- 今後PayPayで支払えるかどうかは不透明
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
リアルカードの発行には1~2週間かかる
リアルカードは発行手続きを行ってから手元に届くまでに、1~2週間程度かかります。
すぐに支払いを行いたい場合は、リアルカードの発行以外の方法を選択しましょう。
リアルカードはICチップ非搭載
先ほどリアルカードはクレジットカードと同じように使えるとお伝えしましたが、バンドルカードのリアルカードにはICチップが搭載されていません。
そのため、ICチップを読み取って決済するような端末しか置いていないコンビニではリアルカードでの決済ができないことには、注意が必要です。
PayPayのポイント還元の対象にならない
ポイント還元は、PayPayを利用する大きな魅力のひとつです。
しかし、支払い方法としてバンドルカードを設定している場合、「PayPayステップ」によるポイント還元の対象にはなりません。
バンドルカードに限らず、PayPayカード以外のクレジットカードは「PayPayステップ」の対象外です。
今後PayPayで支払えるかどうかは不透明
2025年12月現在、PayPayの支払い方法としてバンドルカードを紐付けることはできますが、今後の先行きがどうなるかは分かりません。
PayPayは2025年1月から、PayPayの支払い方法としてPayPayカード以外のクレジットカードを紐付けられないようにするとアナウンスしていました。
しかし、方針を変更して新たな利用方式を検討するということで、現在は暫定的にPayPayカード以外のクレジットカードも紐付けることができます。
今後の方針次第では、PayPayにバンドルカードが紐付けられなくなる可能性があることは、念頭に置いておきましょう。
バンドルカードをコンビニで使えないときに考えられる理由
バンドルカードをコンビニで使えないときには、以下に挙げるような理由が考えられます。
- バンドルカードの残高が不足している
- カードが磁気不良を起こしている
- バンドルカードで支払えない商品を購入しようとしている
それぞれの理由について、詳しく解説します。
バンドルカードの残高が不足している
バンドルカードはチャージ式のプリペイドカードなので、残高が不足していると使えません。
必要な金額をチャージしたうえで、再チャレンジしましょう。
カードが磁気不良を起こしている
バンドルカードが磁気不良を起こしていると、端末でスキャンができずに利用できない可能性があります。
カードが磁気不良を起こしている場合は、バンドルカードのアプリから再発行手続きを行いましょう。
バンドルカードで支払えない商品を購入しようとしている
バンドルカードは、公共料金の支払いや一部のプリペイドカード・電子マネーへのチャージには利用できません。
これらをコンビニで行おうと思っている方は、バンドルカード以外の決済方法を利用しましょう。
バンドルカードのコンビニでの使い方を理解して適切に利用しよう!
バンドルカードはリアルカードを発行したり、Google PayやPayPayと紐付けたりすることで、コンビニでの支払いに利用できます。
チャージ残高が足りなければ使えないことや、ICチップ読み取り形式の端末しかない店舗では使えないことには、注意が必要です。
オンラインショッピング以外にもバンドルカードが利用できるようになればとても便利なので、ぜひコンビニでの使い方を理解して活用しましょう。