バンドルカードは、アプリをダウンロードするだけで簡単に発行できるプリペイド式のカードです。
発行する際の審査や年齢制限がないことに加え、名義人(カードホルダー)の登録が不要なのもバンドルカードの特徴です。
「名義人(カードホルダー)ってなに?」
「氏名の登録が必要ないなら、ネットショッピングで名義の入力を求められた際はどうしたらいいの?」
今回はそんな疑問について詳しく解説します。
バンドルカードの利用を検討している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
バンドルカードの名義は自分の名前にすべき?
バンドルカードは発行する際に本人確認が必要ないため、無記名で利用可能です。
しかし、お店で買い物をする際には「カードホルダー」の入力を求められます。
「カードホルダー」とは、「名義人」のことを示します。
ここからは、バンドルカードの名義を入力して買い物をする方法や、注意点について紹介します。
バンドルカードの名義を入力して買い物をするときの注意点
- 名義欄に入力するのは自分の名前ではない
- カタカナでの入力を求められる場合もある
- 本人以外の利用は規約違反になる
上記は、ネットショッピングなどでバンドルカードの名義を入力する際の注意点です。
それぞれ詳しく解説します。
1.名義欄に入力するのは自分の名前ではない
バンドルカードでオンライン決済をする場合、カード番号や有効期限のほかに『名義人(カードホルダー)』の入力を求められることがあります。
クレジットカードの場合、名義人欄にはカードの登録者本人の氏名を入力するのが普通ですが、バンドルカードの場合は異なります。
バンドルカードは、発行時に氏名の登録が不要なので、「カード名義」が本人ではないのです。
そのため、名義人欄に自分の名前を入力すると、エラーが出てしまい、決済を完了させることができません。
名義人欄には、[姓:VANDLE][名:USER] と入力するようにしてください。
また、バンドルカードの裏面には署名欄がありますが、こちらに記入するのは自身の氏名です。
[VANDLE USER]ではないので注意してください。
2.カタカナでの入力を求められる場合もある
サイトによっては、名義人欄をカタカナで入力するように指示される場合があります。
その際は[姓:VANDLE][名:USER]と入力するとエラーになってしまうので注意が必要です。
カタカナの場合は、[姓:バンドル][名:ユーザー]と入力してください。
3.本人以外の利用は規約違反になる
バンドルカードは無記名で利用できるカードですが、使用したりチャージできるのは本人のみです。
そのため、誰かにカードを貸したり、他人のカードに代わりにチャージすることは規約違反になります。
しかし、バンドルカードはチャージをする際に発行される番号を共有することで、第三者からも簡単にチャージできてしまいます。
ネット上では、商品購入の代金として出品者のバンドルカードにチャージをさせて、その後商品が発送されない、といった、プリペイドカードを利用した詐欺も発生しています。
こういったことに巻き込まれないためにも、バンドルカードの利用は自分自身のみが行うようにしましょう。
バンドルカードの名義を入力して買い物をするときの流れ
- amazonの支払い方法にバンドルカードを追加する
- 必要な情報を入力する
- エラーになる場合
上記は、バンドルカードの名義を入力して買い物をするときの流れを、amazonを例にしてまとめました。
それぞれの項目について、詳しく紹介します。
1.amazonの支払い方法にバンドルカードを追加する
まずはバンドルカードをamazonアカウントに登録する必要があります。
手順は次のとおりです。
- amazonアカウントにログイン
- 画面右上にあるユーザー名をタップ
- アカウントサービス>お支払い方法の管理>お支払い方法の追加
追加画面まで進んだら、バンドルカードの情報を登録します。
2.必要な情報を入力する
支払い方法にバンドルカードを登録する際に必要な情報は、以下の3点です。
- カードの名義人
- カード番号
- カードの有効期限
さきほど説明したように、カードの名義人は自分の名前ではなく[姓:VANDLE][名:USER]と入力してください。
最後に「クレジットカードを追加」をタップしたら、バンドルカードの追加が完了します。
3.エラーになる場合
バンドルカードがエラーになって登録できない場合は、以下の点をもう一度チェックしてみてください。
- 名義人欄を自分の名前で登録していないか
- 名義人欄は半角ローマ字で入力できているか
- 名義人欄はカタカナ入力の指示がないか
amazonの場合、名義人欄は半角ローマ字入力ですが、サイトによってはカタカナ入力のケースもあります。
エラーではじかれてしまい、バンドルカードが登録できない時は、名義人欄の入力フォームが間違っていないか確認してみてください。
バンドルカードの名義を入力して買い物をするデメリット
- 名義を間違えていると買い物ができない
- 詐欺や不正利用に巻き込まれる可能性がある
バンドルカードの名義を入力して買い物をするデメリットは上記の通りです。
それぞれ順番に紹介します。
1.名義を間違えていると買い物ができない
ネット決済の際、バンドルカードの名義人欄に入力するのは「VANDLE USER」であり、登録者の氏名ではありません。
これを間違えてしまうと、エラーになり決済することができません。
また、カード情報の入力を繰り返し間違えると、一定回数を超えた時点で不正利用だとみなされてしまうケースもあります。
不正利用だと判断された場合、バンドルカードは一時的に利用が停止され使えなくなります。
再度利用できるようにするためには、サポートデスクに問い合わせをしなければなりません。
手間や時間がかかるので、くれぐれも慎重に入力するようにしてください。
2.詐欺や不正利用に巻き込まれる可能性がある
クレジットカードの場合、1枚のカードにつき名義人は本人1人のみです。
第三者に借りたり貸したりすることは禁止されており、名義人以外が使うことはできません。
これはバンドルカードも同様です。
しかし、バンドルカードは名義人を登録せず無記名で利用できるため、カードの名義人と購入者が異なる場合でも簡単に決済できてしまいます。
「他人のバンドルカードを使い、代わりに商品を購入させる」といった詐欺行為も増えているので、カード番号等を第三者に伝えたり、代わりに買い物をしたりしないよう注意してください。
バンドルカードの名義を入力して買い物をするメリット
- 自分名義の口座がなくても利用できる
- チケット購入サイトで活用できる
バンドルカードの名義を入力して買い物をするメリットは上記の通りです。
それぞれについて、順番に詳しく紹介します。
1.自分名義の口座がなくても利用できる
クレジットカードは、家族カードなど特別な場合を除きカードの名義人と引き落とし口座の名義が同じでなければ利用できません。
しかし、バンドルカードの場合は名義人が登録者の氏名ではなく[VANDLE USER]になるため、口座の名義人と同じである必要がありません。
そのため、自分名義の口座を持っていない学生などでも利用できます。
2.チケット購入サイトで活用できる
バンドルカードは、「チケットぴあ」や「イープラス」などのチケット購入サイトでも利用可能です。
最近は、ライブなどのチケットの予約方法がオンラインのみというケースも増えています。
そういった場合、決済にはクレジットカードが必要となりますが、不正な転売などを防ぐためにカードの名義人と入場者が一致していないと購入できないことがあります。
しかし、バンドルカードであればオンライン決済時の名義人は[VANDLE USER]と入力すればOKです。
無記名で利用できるので、クレジットカードの名義人と入場者が一致しなくても、問題なくチケットが購入できます。
まとめ
今回は、バンドルカードの名義人欄について何と入力すればよいのかについて解説しました。
クレジットカードの名義人欄は自分の氏名を入力しますが、バンドルカードの場合は[姓:VANDLE][名:USER]と入力するのがポイントです。
また、バンドルカードは無記名で発行できるカードですが、誰かに貸したり借りたりするのは規約違反です。
詐欺に巻き込まれてしまう可能性もあるため、利用やチャージは本人のみが行うようにしてください。