バンドルカードは、スマホアプリから誰でも手軽に発行できるVisaプリペイドカードです。
基本的には審査不要で利用できますが、一部の機能では審査が行われます。
この記事では、「バンドルカードの審査はあるのか?」という疑問を解消するために、種類別の審査有無や審査内容、落ちる原因や通過のコツまで詳しく解説します。
バンドルカードに審査はある?
バンドルカードには、カードの種類や利用する機能によって審査の有無が異なります。
カードの種類 | 審査有無 | 審査時間 | 審査内容 | 条件 |
---|---|---|---|---|
バーチャルカード | なし | 即時 | なし | 年齢制限なし、誰でも発行可能 |
リアルカード | なし | 即時 | なし | アプリ登録、手数料あり |
リアルカード+ | あり | 数日~1週間程度 | 本人確認書類による審査 | 18歳以上、本人確認 |
ポチッとチャージ(後払い) | あり(都度必要) | 即時~数分 | 年齢確認、利用実績、支払い状況など | 18歳以上、アプリ利用実績が必要 |
それぞれの審査について、さらに詳しく見ていきましょう。
【審査あり】ポチっとチャージ(後払い)
ポチッとチャージは、バンドルカードの後払い機能です。利用時ごとに審査が行われ、年齢・利用実績・過去の支払い状況などが確認されます。即時判定されるため、申し込みから数分で結果がでます。
【審査あり】リアル+カード
リアル+カードはガソリンスタンドや宿泊施設、海外のVisa加盟店でも利用できるカードです。発行には本人確認が必要となり、その際に審査が行われます。
【審査なし】バーチャルカード・リアルカード
バーチャルカードとリアルカードは審査不要で発行できます。ただし、バーチャルカードはオンライン決済のみとなるため、実店舗では利用できません。
バンドルカードの審査内容と審査時間
バンドルカードには、基本的に審査不要で利用できるカードと、審査が必要になるサービスがあります。
ここでは、審査が必要な「ポチっとチャージ」と「リアル+カード」について、審査の内容と所要時間を詳しく解説します。
ポチっとチャージ(後払い)の審査内容と所要時間
ポチっとチャージは、申し込みごとに審査が行われる仕組みです。ユーザーの利用状況や支払い履歴をもとに可否が判断され、その結果はすぐに反映されます。
審査で確認される主なポイントは次の通りです。
- カード種別:利用しているカードの種類によって審査の通りやすさが変わる
- チャージ履歴:過去のチャージ回数や金額によって変動
- 決済履歴:バンドルカードでの利用実績や、支払いの延滞がないかどうか
- 規約遵守:複数アカウントの利用や後払いサービスの規約を守っているかといった規約違反がないか
審査時間は1分〜2分程度とされており、ほとんどの場合は即時に結果が反映されます。ただし、利用実績が浅い場合や入力情報に不備がある場合は、審査に通らないこともあります。
リアル+カードの審査内容と所要時間
リアル+カードは、後払い機能を備えたプラスチックカードで、発行には本人確認審査が必要です。申し込み時に提出する本人確認書類と登録情報が照合され、正しく一致していればカードが発行されます。
審査で確認されるポイントは以下の通りです。
- 本人確認書類の照合:運転免許証やマイナンバーカードなどの公的書類かどうか
- 入力情報の正確性:氏名や住所など、登録情報と書類の内容に差異がないか
審査自体は数日〜1週間ほどで完了します。ただし、カードが手元に届くまでには配送期間を含めて最大2週間程度かかる場合があります。そのため、リアル+カードをすぐに使いたい方は余裕を持って申し込みましょう。
バンドルカードの審査に落ちる主な原因
ポチっとチャージなど審査が必要な機能では、いくつかの共通した落ちやすい原因があります。ここでは、代表的な原因とあわせて、どうすれば回避できるのかを解説します。
本人確認情報と登録情報の不一致
入力した氏名や住所などが提出した本人確認書類と異なる場合、審査に通りません。とくに「氏名の漢字表記」や「住所の番地・建物名の表記ゆれ」はよくある不一致です。
- 氏名の漢字や読み方が違う
- 住所の番地や建物名が異なる
- 生年月日の入力ミス
- 電話番号の間違い
申請前に必ず本人確認書類と登録情報を照らし合わせましょう。とくに、番地や建物名は略さずに入力し、氏名も戸籍通りに入力することが重要です。
利用規約違反がある
バンドルカードの利用規約に違反していると、審査に通る可能性はほとんどありません。複数アカウントの作成や不正利用の履歴は、システム上で検知されます。
主な利用規約違反は以下のとおりです。
- 不正利用や架空請求への関与
- 複数アカウントの作成・利用
- 虚偽情報での登録
- 商業目的での不適切な利用
アカウントは1人1つに限定し、正しい情報で登録することが大切です。もし過去に不適切な利用をしてしまった場合は、再申請まで時間を置き、利用規約を守って正しく利用する姿勢を示しましょう。
利用履歴が浅く信用不足
アプリを登録したばかりで利用実績が少ないと、「信用不足」と判断され審査が通らないことがあります。とくに初回利用で高額チャージを希望すると、リスクが高いと見なされます。
信用不足と判断されるケースは以下のとおりです。
- アカウント作成から日が浅い
- チャージや決済の回数が極端に少ない
- 利用金額が少額すぎる
- 長期間利用していない
まずは少額チャージや小さな決済を繰り返し、実績を積みましょう。利用履歴が増えることで信用度が高まり、審査に通る可能性が上がります。
支払いの滞納・未納履歴がある
ポチっとチャージで支払いを延滞履歴や、未払いを放置した履歴があると審査がなかなか通りません。過去の支払い状況は今後の利用可否に大きな影響を与えます。
主な支払いトラブルは以下のとおりです。
- ポチっとチャージの支払い遅延
- 支払い催促の無視
- 未納金の放置
未払いがある場合は速やかに支払いを済ませましょう。その後、一定期間は利用を控え、再度チャレンジすることで審査に通る可能性が高まります。
バンドルカードの審査を通す4つのコツ
バンドルカードの審査通過率を上げるために、以下の4つのポイントを意識しましょう。
1.登録情報を正確に入力する
住所・氏名・生年月日を本人確認書類と一致させましょう。とくに、漢字の変換ミスなどちょっとしたミスでも不一致となれば審査は通りません。
2.日常的に利用して実績を積む
週1回~2回程度の頻度で利用する、少額でも継続的にチャージするなど、実績を重ねることで信用度が高まります。
登録してから最低でも1ヶ月〜2ヶ月の利用期間を設けるのがポイントです。
3.支払いを必ず期限内に行う
ポチっとチャージを利用した際は、支払い期日を必ず守りましょう。ポチっとチャージは都度審査が必要な機能なため、延滞すると次回以降の審査に影響します。
4.アカウントは1つのみにする
複数のアカウントを持っていると不正利用とみなされ、審査に通りにくくなる可能性があります。利用するアカウントは1つにしておきましょう。
バンドルカードの審査に落ちたときの対処法
バンドルカードは基本的に審査が不要ですが、「ポチっとチャージ」など一部機能を利用する際は簡易的な審査があります。まれに落ちてしまうケースもあり、その場合は落ち着いて原因を見直すことが大切です。
ここでは、審査に落ちた際に取るべき対処法を紹介します。
情報を修正して再申請
本人確認情報と申請内容が一致していないと、審査に通りません。
氏名の漢字や住所の表記に誤りがないか、提出した書類と入力情報を照らし合わせて確認しましょう。誤りを修正してから再申請すれば、通過の可能性が高まります。
利用実績を積んでから申請
バンドルカードは、チャージや決済を一定期間正しく利用しているかどうかも評価の対象になります。
まずはバーチャルカードやリアルカードを日常の少額決済に使い、利用実績を積むことが大切です。健全な利用履歴を残すことで、再度の申請時に審査が通りやすくなります。
一定期間をあけて再チャレンジ
審査に落ちてしまったからといって、短期間で何度も申請を繰り返すとかえって審査に不利になる場合があります。
落ちてしまった場合は、少なくとも数週間程度の期間を空けてから再チャレンジしましょう。その間に利用実績を整えれば、次の審査で通る可能性が出てきます。
他サービスの検討
どうしてもバンドルカードで審査を通過できない場合は、他の後払い系サービスを検討するのも一つの方法です。
たとえば「ペイディ」や「PayPayあと払い」など、同様に審査が緩やかなサービスがあります。自分の利用目的に合ったサービスを、無理なく活用しましょう。
バンドルカードの審査に関するよくある質問
バンドルカードは本当に審査なしで利用できますか?
バーチャルカードとリアルカードについては、審査なしで利用できます。
バンドルカードは審査なしで後払い(ポチっとチャージ)を使えますか?
ポチっとチャージの利用には都度審査が必要です。ただし、信用情報機関への照会は行われず、主にバンドルカード内での利用履歴や支払い状況が審査対象となります。
バンドルカードの審査はどのくらい時間がかかりますか?
ポチっとチャージは即時〜数分、リアル+カードは数日~1週間程度かかります。
バンドルカードの利用上限はいくらですか?
バーチャルカード・リアルカードは10万円、リアル+は最大200万円、ポチっとチャージは最大5万円です。バンドルカードの利用状況により、上限金額は変動します。
バンドルカード後払いの審査で信用情報は見えますか?
バンドルカードの審査では、信用情報機関への照会は行われません。
審査は主にバンドルカード内での利用履歴、支払い状況、アカウントの利用期間などを基準として行われます。そのため、他社での借入状況や過去の金融事故歴は審査に影響しません。
バンドルカードの審査は基本不要!後払い利用だけ注意しよう
バンドルカードはバーチャルや通常のリアルカードなら審査不要で、誰でも安心してキャッシュレス決済を始められます。
後払い機能を利用する場合のみ審査が行われるため、入力情報の正確さや日常的な利用実績がとても重要になります。
ポチっとチャージを検討する人は、まず少額決済から実績を積み重ねましょう。もし審査に通らなければ、ペイディやPayPayあと払いなど代替サービスの利用も一つの手です。ぜひ、自分に合った支払い方法を見つけてください。